自転車保険におすすめのクレジットカードは「JCB」

昨今、自転車による事故が急増しています。

事故の内容によっては、多額の賠償金が必要となるケースもあります。
特に子供がいる家庭の場合、自転車保険に興味を持っている方が多いようです。

クレジットカードには自転車保険を付帯できるカード会社もあります。

ここでは自転車事故に対する保険を付加できる、次のクレジットカード会社を紹介します。

自転車保険に加入する前に

誰のために加入するか

補償の範囲は保険により異なります。

子供の事故に対して補償を考えているのに、本人だけが補償の範囲である保険に加入しても意味がありません。

また、入院や手術の補償(医療保障)が付いているものもありますが、個人賠償責任の補償範囲は家族全員であるのに、医療保障の範囲は本人だけという商品もあります。

誰の、どのような事故を想定して、どのような補償を希望しているのかを具体的にしましょう。

なお、このページでは必要によっては、次の表記を添えています。【家族】の範囲ですが概ね、被保険者本人(カード所持者)と、その配偶者、さらに一緒に住む家族(親族)のことであるとします。

「不慮の事故」と「交通事故」の違い

ここで紹介する保険には、死亡・高度障害時に保険金が受け取れるものもあります。
しかし、病気が原因である場合は、保険金給付の対象外です。

死亡・高度障害の原因が「不慮の事故」であるか、または「交通事故」である場合です。

不慮の事故と交通事故の違いですが、不慮の事故は様々な偶発的な事故を意味し、交通事故もこの中に含まれます。

ようするに、交通事故は不慮の事故の一要素ということになります。

JCBの自転車保険

クレジットカードに付帯できる自転車保険を取り扱っている中では、JCBが最もおすすめです。
申込可能年齢は、20歳から69歳までの方です。

2017年3月から保険料が若干値上げ(各プランで月額30円ずつアップ)されましたが、以前として他社のクレジットカード付帯自転車保険より安いです。

なお、JCBカードを持たずにこの補償のみを希望することはできません。

必ずどれかのJCBカードを持つ必要があるのですが、JCBカードでは年会費無料のカードも多く取り揃えています。
日常の生活で使えばポイントも貯まり、様々な商品と交換することも可能です。

補償内容

プランは大きく分けて4つです。
「日常生活賠償プラン」が最もシンプルな補償内容となっています。
「自転車プラン(もっと安心)」は医療保障がプラスされ、手厚い補償内容です。

補償内容と補償範囲、補償額で月々の払込保険料が変わってきます。
補償コース日常生活賠償プラン自転車プラン
基本安心もっと安心
月額保険料150円280円600円990円
個人賠償責任1億円
【家族】
死亡・後遺障害100万円
【本人】
交通事故が対象
100万円
【家族】
交通事故が対象
入院保険金日額
(入院1日につき)
-1,000円
【家族】
2,000円
【家族】
通院保険金日額
(通院1日につき)
--1,000円
【家族】
2,000円
【家族】
手術保険金-入院中の手術は入院日額×10、外来での手術は入院日額×5
【家族】
その他-

「個人賠償責任」の補償内容はどちらのプランも同じ

「日常生活賠償プラン」という名称ですが、自転車事故も補償の対象です。

「日常生活賠償プラン」の個人賠償責任、および「自転車プラン」の個人賠償責任も、補償内容は全く同じです。

個人賠償責任の補償内容は例として下のようなケースが挙げられます。ニュースにもなった有名なケースとしては、これももちろん補償されます。
「自転車プラン」という名称ですが、自転車事故以外にも補償は適用されます。

子供自身のケガの補償も追加で希望するなら「自転車プラン」を選択しましょう

では何が違うかというと、自転車プランは死亡・後遺障害時の補償が本人から家族へと広がることと、入院・通院・手術補償が追加されることです。

個人賠償責任に関してはどちらのプランでも補償の内容は同じですし、家族全員が補償の対象であることも共通しています。

この保険の加入可能年齢は20〜69歳までです。

そのため、中学生や高校生の子供のケガの補償や個人賠償責任補償を希望する場合、保護者が会員であるJCBカードで、子供を補償の対象とする必要があります。

保護者が自転車プランに加入することで、医療補償の範囲は家族までとなっているので、自動的に子供も医療補償の対象になります。
その為医療保障を希望するなら、「日常生活賠償プラン」ではなく、「自転車プラン」を選択する必要があるのです。

なお、本人や家族のケガに対する医療補償は不要で、個人賠償責任のみを希望したいなら「日常生活賠償プラン」を選択してもよいのです。

三井住友カードの自転車保険

三井住友カードも自転車保険を始め様々な内容の保険を取り揃えており、三井住友カードの会員サービスであるVpassから様々な保険に申し込むことができます。

なお、三井住友カードのカードを所持していることが加入の条件となりますので、カードを解約・退会すると、同時に保険も無効となります。

加入可能な年齢は20歳から65歳までの方となります。

自転車コース

自転車事故に対する保険も用意されており、「自転車コース」といいます。
補償額と補償対象者の範囲によって月々の保険料は変わります。
補償コースSサイズMサイズLサイズ
月額保険料本人580円1,060円1,540円
夫婦1,010円1,910円2,810円
家族1,920円3,720円5,520円
個人賠償責任1億円
死亡・後遺障害100万円
不慮の事故が対象
300万円
不慮の事故が対象
500万円
不慮の事故が対象
入院保険金日額
(入院1日につき)
1,500円2,500円3,500円
通院保険金日額
(通院1日につき)
750円1,250円1,750円
手術保険金入院中の手術は入院日額×10、外来での手術は入院日額×5
その他-
この保険は家族の補償範囲を選択できます。
本人・夫婦・家族といった範囲です。

保障範囲を広げる場合は、それに比例して保険料も上がります。

なお、JCBの「日常生活賠償プラン」のように個人賠償責任のみの商品はありません。
全て死亡・入院通院時の補償がついたプランとなっています。

自転車以外の事故もカバー

自転車事故専用、というわけではなく、様々な日常で起こりうる事故に対応しており、その様々なケースの中に自転車事故も含まれているということです。

個人賠償責任の補償内容は下のようになっています。など、基本的にJCBの自転車保険の内容とほぼ変わりません。

JCBの自転車保険は補償範囲が、本人と家族のみでしたが、三井住友カードの場合はその間の”夫婦”を選択できます。
補償内容自体それほど変わらないところを見ると、JCBと比べてやや割高な保険と言えます。

自転車コース以外でも、自転車事故に対応できる

三井住友カードの保険は様々な補償コースを取り扱っています。
実は個人賠償責任補償は次の補償コースでも付帯されています。名前がスポーツ名であったり損害保険のような名前もありますが、自転車事故に関する個人賠償責任補償にも実は対応できます。
その上で、コース名に見合った補償がそれぞれ付帯されています。

補償内容は自転車コースと比較して若干違う程度です。
コース名個人賠償責任死亡・後遺障害入院保険金通院保険金携行品損害その他
自転車--
ゴルフホールインワン・アルバトロス費用
テニス-
サッカー・フットサル--
野球-
スキー・スノーボード救援者費用
賃貸---住宅内生活用動産
借家人賠償責任
家財---住宅内生活用動産
受託物賠償責任
自由設計
表中の用語についての説明です。

携行品損害

主に次のような時に保険金が支払われます。
身に付けているものに損害が発生した場合、補償の対象になります。

ホールインワン・アルバトロス費用

主に次のような時に保険金が支払われます。同伴者しか目撃者がいない場合や、自身で経営するゴルフ場、海外であったり指導できるほど上手な方は補償の対象外となります。

救援者費用

主に次のような時に保険金が支払われます。捜索活動費を負担しなければならない場合、これが補償されます。

住宅内生活用動産

主に次のような時に保険金が支払われます。地震や噴火、津波による災害も対象外となります。

借家人賠償責任

主に次のような時に保険金が支払われます。こちらも地震や噴火、津波による災害も対象外となります。

受託物賠償責任

主に次のような時に保険金が支払われます。こちらも地震や噴火、津波による災害も対象外となります。

イオンカードの自転車保険

イオンカードを持つことで、自転車保険を始めとした様々な損害保険、女性専用保険や地震保険など、多種多様な保険に加入することができます。

20歳から69歳の方が加入対象です。

他社のクレジットカードと同じで、イオンカードを持つことで保険に加入できる権利が発生します。
よって、カード解約で保険も解約することになります。

JCBの自転車保険と同じパターンで、「日常生活賠償プラン」でも自転車事故に対する個人賠償責任は補償の範囲内です。
「自転車プラン」は簡単に言うと「日常生活賠償プラン」に入院・手術補償を追加した保険になっています。

JCBの自転車保険は月々の支払額が安いですが、このイオンカードの保険も同じくらいおすすめできる商品です。

あえて言うなら、JCBの自転車保険の補償額拡大版といったところでしょうか。
JCBの自転車保険では補償額が物足りない、といった方に検討してもらいたい内容です。

入院・手術補償を必要ない方なら、「日常生活賠償プラン」に加入しても自転車事故に対応できます。
どちらのプランであっても、自転車事故の賠償責任に対応できます。

日常生活賠償プラン

「日常生活賠償プラン」は保障範囲がどのコースにおいても、家族全員となっています。
補償範囲は本人のみ、というコースはありません。
補償コースコースAコースBコースC
月額保険料540円430円260円
個人賠償責任1億円
【家族】
死亡・後遺障害500万円
交通事故が対象
【家族】
400万円
交通事故が対象
【家族】
入院保険金日額
(入院1日につき)
---
通院保険金日額
(通院1日につき)
---
手術保険金---
その他受託品賠償責任
30万円
【家族】
受託品賠償責任
10万円
【家族】
-
他社クレジットカードの自転車保険と異なる点は、死亡・後遺障害時の補償額が手厚いことです。
そのため、月々の支払額も少し高くなります。

自転車プラン(賠償責任あり)

【家族】の表記がない補償は、補償範囲(個人型、夫婦型、家族型)が適用されます。
補償コースコースAコースBコースC
月額保険料個人型1,000円500円290円
夫婦型1,610円770円440円
家族型2,380円1,130円630円
個人賠償責任1億円
【家族】
5,000万円
【家族】
3,000万円
【家族】
個人賠償責任をなしにすることもできます
死亡・後遺障害100万円
交通事故が対象
入院保険金日額
(入院1日につき)
1万円5,000円2,000円
通院保険金日額
(通院1日につき)
5,000円2,000円1,000円
手術保険金入院中の手術は入院日額×10、外来での手術は入院日額×5
その他-
「自転車プラン」の方は、受託品賠償責任の補償がなくなりますが、入院・通院・手術補償が追加されます。

JCBの自転車保険は入院日額が2,000円が最も大きな補償額でしたが、イオンの場合は1万円が最大になります。

手術補償は入院日額の倍数になりますので、比例して額も大きくなります。

なお、「自転車プラン」の個人賠償責任は、”なし”という選択もできます。
そのため、「日常生活賠償プラン」に既に加入している方は補償の重複にならないため、新たに「自転車プラン」にも加入することができるようになっています。

ゴルファープランにも個人賠償責任補償はあるが・・・

上述の日常生活賠償プラン、自転車プランの他にイオンの保険には様々な種類がありますが、自転車に関する事故に対応できるのはこの2つだけです。

ゴルファープランにも個人賠償責任は付帯されていますが、ゴルフ中の事故に限定されており、名前も「ゴルフ賠償責任」となっています。
よって、日常の自転車事故を含む交通事故は補償の対象としておりません。

セゾンの自転車保険

セゾンカードも希望により、自転車事故に対応した保険を付けることができます。
他社のクレジットカードと同じで、セゾンカードを持つことで保険に加入できる権利が発生します。

なお、UCカードはセゾンカードに吸収されていますが、UCカード会員はこの保険に申し込むことはできません。

セゾンも多彩な保険を取り揃えていますが、自転車事故に対応していると言えるのは下の2つです。「お住まい安心プラン」というコースもありますが、個人賠償責任の補償額が最高1,000万円のため自転車事故には不向きです。
「ゴルフ安心プラン」も賠償責任が付帯されていますが、ゴルフ中の事故に限定されます。

「暮らし・持ち物安心プラン」と「ご迷惑安心プラン」の補償内容は、下の内容になります。
補償コース暮らし・持ち物安心プランご迷惑安心プラン
月額保険料300円
個人賠償責任1億円
【家族】
死亡・後遺障害--
入院保険金日額
(入院1日につき)
--
通院保険金日額
(通院1日につき)
--
手術保険金--
その他携行品損害
10万円(現金は3万円まで)
自己負担は5,000円
【本人】
弁護士電話相談サービス(1事案30分程度)
【家族】
「ご迷惑安心プラン」の弁護士電話相談サービスとは、セゾンの専用ダイヤルにかけることで弁護士に相談できるサービスです。
弁護士費用補償や示談代行サービスではなく、弁護士相談も30分程度を1回のみという補償内容です。

どちらも入院・通院・手術補償はついていません。

弁護士相談サービスもそれほど注目すべきサービスではないのでこの補償だけで月額300円となると、JCBの自転車保険イオンの自転車保険の方をおすすめします。

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